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コースターに乗っていた客が落下して死亡した事故があったが，記事に「下腹部をバーで押されるのを嫌がる乗客とのトラブルを避けた可能性がある」との内容があって驚いた。
商品販売でも同様，客からの苦情を回避する対策を取ることは品物やサービス提供側からすると当たり前のことだけど，この記事の対策は明らかに間違った対策方法だと思う。
客が乗っている状態を確認する担当者は，客の命がかかっているという事を意識していたのだろうか。
一方で，客にも問題があると思っている。
俗に絶叫マシンと呼ばれる乗り物に乗ったとき，安全が保証されているのが前提なので，自分の命が危険にさらされているなんて思わないだろうけれど，絶対の安全なんて無い。
この類の乗り物しかり，自分の身をゆだねる時には自分ではどうにもできない事象が発生することを想定しないと駄目ではないのだろうか。「下腹部をバーで押される」のが不快であったり，限りなく安全に近づくであろう方法を実行できない，また危険を感じるのであればのであれば，身をゆだねるべきではないと思う。
命の安全を確認する担当にベテランなんてあるわけない。まして，２年のアルバイトがベテランな訳がない。
そんな僕も，自動車を運転する身。これからも安全第一で運転を心がけたいと思う。
モータースポーツするときには，シートに自分の身が完全に固定されるくらいしっかりとベルトをしめる。確かに呼吸がし辛いけれど，ゆるんでいると自分の身に何が起こるか分らないしね。でも，実際はしっかりと固定していても不測の事態が起こるのは間違いないけれど・・・。